お大師さまのお餅
更新日:2019/07/05 23:02
高野山・壇上伽藍「准胝堂」では例年7月1日に「准胝堂陀羅尼会(じゅんていどうだらにえ)」と呼称される法要が営まれています。
佛母寺の本尊さまも准胝観音ですから、今年も法要にお参りさせていただきました。
法要が終わりますと、参列者にはお供えのお下がりをいただくことがあります。
今回は大きなお餅をいただきました。
四国では四十九日法要が済むと、供えた餅を
左記のように人型に切って有縁の方に配る習慣が
あるそうです。
まるで御修行されているお大師さまのようです。
そこで私も大きな包丁で切ってみました。
次回の写経会で写経を奉納してくださった檀信徒に
お分けしようと思います。
お四国では、それぞれ気になる部位をいただいて帰る
のだそうです。
足が痛い人は足、腕が五十肩の方は痛い方の腕、美貌が気になる方は・・・と。
全国ではいろいろな風習があるものです。