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令和四年 新年明けましておめでとうございます

佛母寺

更新日:2022/01/01 20:59

令和四年 新年明けましておめでとうございます

『生きる』 黒澤明監督、志村喬主演の70年前の名作映画で、ご存知の方も多いでしょう。佛母寺開催の「映画を観る会」でも初回に上映しました。

市役所に勤め、三十年間無欠勤、事なかれ主義の男は、ある日、余命幾ばくもないと知ります。自身の人生を悔やみ、最後は生命の限りに生きたいという気持ちに燃えました。

市民から出された小公園建設に関する陳情書の実現に奔走し、完成した公園で夜更けのブランコを漕ぎながら「いのち短し恋せよ少女 朱き唇褪せぬ間に~」と『ゴンドラの唄』を口ずみ雪の降り積もる中、亡くなっていくシーンは多くの人々に感銘を与えました。

生きていることが当たり前として過ごしてきた我々に「生きる」とは、「有ること難しである」と実感させられた令和の三年間を過ごし、今年・令和四年はどう生きてまいりましょうか。

干支は壬寅(みずのえとら)です。十干十二支は60年で一回りしますから、六十歳は還暦として暦が一周して還ってくるということですね。

「壬」は陽気をはらみ厳冬を耐え、「寅」は春の胎動を表します。大地が動く地震も頻発していますから、災害への準備も怠らずに!

各々がコツコツと実力を養いながら、好奇心を持ってポジティブに進めばやがて花開くとなるということですが、自らの努力、準備なしには春は来ないともいえます。

さて「生きる」の主人公が歌う『ゴンドラの唄』はこう続きます。

「熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日の ないものを~」

一日一日をやり過ごすことなく、生きてまいりましょう。
良い一年のスタートでありますよう、祈念申し上げます。 合掌