今月のお言葉 

 「 12のお言葉 」

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 如来は実に平等にして、 

非心(ひしん) (あまね)からずということなし

ごぶ だらに もんどう げさんしゅうひろん)

 

『五部陀羅尼問答偈讃集秘論』(

 

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解説

 

如来は実に平等で、誰に対しても慈悲の心を与えてくれます。
 自分だけが不運だなどと嘆くことは非常に愚かな振る舞いなのです。
「法話の経典」より

年の瀬になりますと、「あゝ、もう師走だ。一年が過ぎていくのは,なんでこんなに早いんだろう」とわかっているのに繰り言がでます。

私事ではありますが、今年は大きな御祝い事もあった反面、身内や大切な人をたくさん見送りました。
ご長寿という年齢、まだまだという年齢、なぜそんなに若くてという年齢様々ではありましたが、救われたのは どなたも「精一杯生ききった」ことでした。

如来とは悟りを得た仏さまをさしますが、真言密教でいうところの如来は、光り輝き遍く照らす「大日如来」です。宇宙そのものとして、大光明を放ち、すべてのものを照らしているといわれます。
地球にとっての太陽の如く、その慈悲の心は私たちすべてにいきわたっているということです。 

ただいくら平等に如来の慈悲の心をいただいていても、「私だけ不幸だ」「孤独だ」「誰も理解してくれない」と嘆いてばかりいては、その慈悲の心すら無駄にしてしまうのです。 

精一杯生ききり、輝いてこの世を終えられた人達は自身を磨いて、「ありがとう」の言葉を残されました。

誰にも届いている、その慈悲の光に早く気づき、有難いと感謝し、努力をしていくことできっと貴方も貴女も光り輝くことでしょう。 

来る年へ向けて、準備を始める師走となりますようお祈り申し上げます。                                                                                           合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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