今月のお言葉 

 「 8のお言葉 」

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ものごとは全てつながっており、つながっていきます

()うことなかれ()(はな) 今年(ことし)(ひら)くと、まさに知るべし
(おう)(さい)種因(しゅいん)(くだ)せることを。   

                   『弘法大師 空海全集 第7巻』所収

 

 

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解説

 

 七・八月は御盆の月と言えましょう。墓参りにご家族でおみえになる方もおいででしょう。
盆迎えにおいでになり、お孫さんに向かって「ご先祖さまにおうちに帰ってもらおうね」と声がけをして、「ご先祖さまって誰?」というお孫さんに「おじいちゃん、おばあちゃんのお父さんお母さん、そのまたお父さんお母さん、ずっと前のお父さんお母さんだよ。そういう人たちがずっと居て、〇〇ちゃんが生まれたんだよ。」と語られる姿に、まさに『お盆』ならではの教育であるなあと感心いたします。 

 さて、今月の言葉としてお大師さまの詩より、

()うことなかれ()(はな) 今年(ことし)(ひら)くと、まさに知るべし(おう)(さい)種因(しゅいん)(くだ)せることを、因縁(いんねん)相感じ枝幹(しかん)(そび)(いか)(いは)むや 近日、早春に遇ふをや

現代訳
花が咲いたのを見て、今年ひとりでに突然に咲いたのだと思い、言ってはなりません。
過ぎた日々に種を蒔き続けたという因があればこそ、いま花をつけたのだということを、とくと知らねばなりません。
因縁相応して枝も伸び幹も大きくなったのですから。
まして,春の日差しに会えたからこそ、さらに美しい花をつけ得たのです。

という弘法大師空海さまの詩をあげました。
 今、ここに私が存在するということの「往歳種因」をしっかり考え、じっくりと想うのに『お盆』は最適な機会です。
「ものごとは全てつながっており、つながっていきます」
暑い最中です。どうぞお気をつけてお越しください。お待ちしております。合掌

 

 

 

 

 

 

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